2024年5月30日 株式会社zerosta設立

動画を作っても効果が出ない会社がやっている3つのミス

「採用動画を作ったのに、応募が一件も増えなかった」

「会社紹介の動画を依頼したのに、問い合わせには繋がらなかった」

「せっかくお金をかけたのに、完成してから一度も活かせていない」

zerostaではこういったご相談をよくいただきます。

決して動画の出来が悪かったわけではありません。クオリティの問題でもない場合がほとんどです。それなのに、なぜ効果が出なかったのか。

実は、効果が出ない会社には共通した「見落とし」があることが多いです。

今回は、私たちが現場でよく目にするパターンを3つに整理してお伝えします。心当たりがあれば、次の一歩を踏み出すヒントにしていただけると嬉しいです。


ミス①「何のために作るか」を決めないまま発注している

もっとも多く見られるのが、このパターンです。

「とりあえず会社紹介動画がほしくて」

「SNS用に1本作ってもらおうと思って」

こういった入口から始まった動画は、完成した時点では「なんとなく良さそうな動画」になります。でも、数字は何も動かない。問い合わせも来ない。

なぜかというと、動画は目的によって中身がまるで変わるものだからです。採用のための動画と集客のための動画は、似ているようで設計がまったく違います。伝えるべきメッセージも、動画の長さも、見た人に次にとってほしい行動も、すべて変わります。

Googleが提唱する「3H戦略」では、動画を目的別に「認知を広げる動画」「関心を深める動画」「行動を促す動画」の3種類に分けて設計することを推奨しています。

※ 「3H戦略(Hero / Hub / Help)」はGoogleが提唱する動画コンテンツの目的別設計手法。認知・関係・行動の3フェーズそれぞれに役割を持たせる考え方です。

動画を作る前に、まず一つだけ考えてみてください。

「この動画を見た人に、次にどんな行動をとってほしいか?」

ここが言葉にできると、動画の方向性が自然と見えてきます。


ミス②|公開したあと、数字を一度も確認していない

動画を作って、SNSに投稿した。Webサイトに載せた。それで一区切り——。

多くの会社がこの流れで動いています。でも、動画マーケティングにおいて公開はゴールではなく、スタートラインです。

動画を活用したマーケティングは公開してからが本当のスタートです。視聴データを測定し、目的が達成されているかを分析した上で、改善を続けるための継続的な取り組みが重要となります。

実際、動画を使ったマーケティングの費用対効果が「曖昧」と感じている企業は、調査対象の半数を超えるというデータもあります。

曖昧になってしまう理由のほとんどは、数字を見ていないことにあります。

動画は、作った瞬間に完成するのではなく、使い続けることで育っていくものです。再生数が伸びていなければ届いていない。視聴完了率が低ければ内容が途中で離脱されている。問い合わせに繋がっていなければ、どこかに課題があります。

まずは、以下の4つの指標を定期的に確認するところから始めてみてください。

  • 再生回数・インプレッション(そもそも届いているか)
  • 視聴完了率(最後まで見てもらえているか)
  • プロフィール・Webサイトへの流入数(次の行動に繋がっているか)
  • 問い合わせ数・応募数(最終的な成果が出ているか)

ミス③|「誰に届けたいか」が曖昧なまま、誰の心にも残らない動画になっている

「うちの会社の良さを、できるだけ多くの人に伝えたい」

その気持ち、とてもよくわかります。だからこそ、あれもこれも盛り込みたくなります。でも残念ながら、全部入りの動画は、見た人の記憶に何も残らないことが多いのです。

動画を作成する前には、この動画を届けたい”たった一人”を思い浮かべてみると不思議と何かが変わります。

「採用に悩んでいる、岡山の中小企業の社長さん。40代。現場が好きで、SNSはあまり得意じゃない」

そこまで具体的に決めると、言葉の選び方が変わります。映すシーンが変わります。動画の長さも変わります。「全員に伝えたい」という気持ちをいったん横に置いたとき、初めて「誰かの心に届く」動画が生まれます。


まとめ:動画は「作る」より「使う」が9割

今回お伝えした3つのミスを整理すると、こうなります。

  • 目的が曖昧なまま作っている → まず「見た人に次にどう動いてほしいか」を言葉にする
  • 公開して終わりになっている → 数字を見て、改善を繰り返す
  • ターゲットが広すぎる → たった一人を決めてから作る

撮影も編集も終わった動画は、まだ「素材」に過ぎません。目的があって、届ける相手が決まって、改善が続いて、はじめて経営の武器になります。

zerostaでは、制作だけでなく「どう使うか」の戦略設計から毎月の効果検証まで、一緒に走り続けます。「動画を作ったことはあるけど、正直うまく活かせていなかった」と感じている方は、ぜひ一度お話を聞かせてください。


🏢 zerostaについて

株式会社zerostaは、岡山の中小企業に特化した映像伴走パートナーです。動画の制作だけでなく、戦略設計・効果検証・改善提案まで毎月一緒に走り続けます。「作って終わり」ではなく、動画が経営の武器になる状態を目指しています。

この記事を読んで、思い当たることがあった方は、まず現状を聞かせてください。何が原因で、どう変えられるかを一緒に整理します。

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